電子契約と契約実務のガイド
訪問販売など特定商取引法にもとづく書面の電子化から、印紙税など一般の契約にかかわる話まで。 電子契約の実務を、システムを実際に作った立場から書いています。
-
2026年10月28日
建設業法の改正で何が変わった?【2026年版】 — 2024年12月と2025年12月の施行を、見積り・契約の実務で整理建設業法の改正(令和6年法律第49号)は2025年12月12日に完全施行。著しく低い見積りの禁止、材料費等記載見積書、受注者の原価割れ契約・工期ダンピングの禁止、価格転嫁の協議ルール、条文番号の変更まで、国土交通省の資料とガイドライン(第12版)で整理します。
-
2026年10月28日
建設業法の見積期間は何日? — 予定価格別の日数・数え方と、改正で変わった条文建設業法の見積期間は、予定価格500万円未満で1日以上、5,000万円未満で10日以上、5,000万円以上で15日以上。示した日の翌日から数えます。数え方の例、示すべき見積条件、違反の例、2025年12月施行の改正で第20条第3項に変わった点を、国土交通省のガイドライン(第12版)で整理します。
-
2026年10月28日
注文請書の印紙はいくら? — 注文書は要らないのか、請負と売買で分かれる理由注文請書は、請負の請書なら印紙税の第2号文書で、契約金額により200円から。注文書は原則不要ですが、「見積書に基づく」と書くと契約書として課税されることがあります。物の売買の注文請書、誰が貼るか、消費税の書き方、電子で送った場合まで、国税庁の資料で整理します。
-
2026年10月17日
電子契約のデメリット — 導入してから困る8つのことと、それぞれの避け方電子契約には、相手の同意が要る、法律で手順が決まっている契約がある、本人確認の弱さがそのまま証拠の弱さになる、などのデメリットがあります。導入してから困りやすい8つのことと、それぞれの避け方を、電子契約システムを作った立場から整理します。
-
2026年10月17日
電子契約のやり方 — 送る側と受け取る側、それぞれの手順と、始める前に決めておくこと電子契約は、契約書のPDFを用意して送り、相手が内容を確認して署名し、締結した書面を保存する、という流れです。送る側と受け取る側それぞれの手順と、始める前に決めておくこと、よくあるつまずきを整理します。
-
2026年10月17日
電子契約の「立会人型署名」「認定タイムスタンプ」「合意締結証明書」は、それぞれ何を証明しているのか電子契約のPDFには、電子署名・タイムスタンプ・合意締結証明書の3つが付くことが多いものの、証明している中身はそれぞれ違います。電子署名法のQ&Aと総務省の認定制度をもとに、「誰が」「いつ」「変わっていないか」を何が担っているのかを整理します。
-
2026年10月17日
雇用契約書と労働条件通知書は電子にできるのか — 「本人の希望」と「印刷できること」、2つの条件雇用契約書は電子契約で交わせますが、労働条件通知書には「労働者の希望」と「出力して書面を作成できること」という条件があります。厚生労働省の資料をもとに、希望の確かめ方・送り方・2026年10月からの明示事項の追加までを手順で整理します。
-
2026年10月16日
電子契約に印紙が要らない理由 — 業務委託・売買・賃貸借で、紙に戻ってしまう場面電子契約に印紙が要らないのは、印紙税が「文書」にかかる税だからです。業務委託・売買・賃貸借などの一般の契約で、紙でも印紙が要るのかを整理し、電子にしたつもりで課税されてしまう場面を、国税局の文書回答をもとに確かめます。
-
2026年8月15日
点検商法で行政処分になった事例から、自社のNGラインを引く処分書に実際に書かれた発言を並べると、行政が何を見ているかがはっきりします。入口の名乗り方、診断の裏付け、書面、クーリング・オフ後の返金。そして会社を畳んでも代表者個人が最大2年止まります。自社の線引きを引くための整理です。
-
2026年8月15日
工事請負契約書の印紙はいくら? — 金額別の早見表と、電子契約なら不要になる理由工事請負契約書の印紙は契約金額で決まり、建設工事は令和9年3月31日まで軽減税率があります。リフォームの価格帯なら200〜1,000円。金額別の早見表と、電子契約なら印紙がかからない理由、紙の変更契約書で印紙が高くなる場面を、国税庁の資料で整理します。
-
2026年8月15日
注文書と請書だけで済ませていませんか — 建設業法が認めている形と、消費者相手には使えない特例注文書と請書による契約は、建設業法上の条件つきで認められている方式です。基本契約書か基本契約約款とセットである必要があり、署名・記名押印を省略できる特例は、注文者が消費者だと使えません。訪問販売のリフォームでは何が必要かを整理します。
-
2026年8月15日
建設業法19条の記載事項を、リフォーム契約書に落とす — 16項目の中身と、抜けやすいところ建設業法19条の記載事項は、16項目とも15項目とも言われます。理由は条文の作りにあります。令和6年12月13日から第8号が変わり、価格変動の「算定方法」まで書くことが必要になりました。リフォーム契約書に落とすときの要点を整理します。
-
2026年8月14日
使っている電子契約サービスは、建設工事の請負契約に使えますか — 令和7年9月30日の新ガイドラインで確認する建設工事の請負契約を電子で結ぶには、建設業法固有の技術的基準を満たす必要があります。令和7年9月30日に国土交通省のガイドラインが入れ替わり、立会人型が使えることが明確になりました。見読性・原本性・本人性の3基準を、確認できる形に整理します。
-
2026年8月14日
リフォーム訪販は特商法と建設業法が同時にかかる — 書面も、電子化の承諾も、2つ要ります訪問販売のリフォーム工事には、特定商取引法と建設業法が同時にかかります。書面は2つ、電子化の承諾も2つ必要です。建設業法19条は許可がなくても、お客様が個人でも適用されます。両法の要件を条文つきで並べて整理します。
-
2026年8月14日
電子交付でやってはいけない9つのこと — 施行規則18条9号を現場の言葉に直す訪問販売の電子交付には、手順とは別に9つの禁止行為が名指しで定められています。「電子にしたら値引き」も「紙なら郵送料」も違反です。消費者庁ガイドラインが挙げる具体例を、現場の言葉に直して整理します。
-
2026年8月14日
電子化しても紙はなくなりません — 訪問販売で紙のまま交付する書面と、その理由訪問販売の契約書面は電子にできますが、承諾を得たことを証する書面は紙で交付する必要があります。消費者庁ガイドラインが紙媒体を原則とする理由、書面に何を書くか、いつ渡すかを、実装した立場から整理します。
-
2026年8月14日
ご高齢のお客様に電子交付はできるのか ― 適合性確認で立ち止まったときの判断訪問販売の契約書面の電子交付には、お客様がご自身で操作できることの確認が必要です。年齢では決まりません。確認できないまま送ると禁止行為にあたります。ご家族へ送る方法と、紙に戻す導線を、実装した立場から整理します。
-
2026年8月4日
チェックボックスでは承諾になりません — 電子交付でいちばん多い不適合訪問販売の書面電子化では、チェックボックスによる同意は承諾として認められません。氏名と理解した旨の記入、事前に説明すべき4点、承諾を証する書面の交付まで、実装した立場から整理します。
-
2026年8月4日
「送りました」では交付になりません — 電子交付の到達確認を実務に落とす契約書面を電子データで送っただけでは交付は完了しません。消費者庁のガイドラインが求める到達確認とは何をすることか、現場でつまずく場面、記録に残すべき項目、電話で確認する手順を実装した立場から整理します。
-
2026年8月4日
クーリング・オフ期間中に着工していいのか — 解除されたときに事業者が負う3つの負担クーリング・オフ期間中に工事を始めると、解除されたときに事業者は工事代金を請求できず、損害賠償も違約金も取れず、原状回復を無償で行う義務を負います。特商法の規定と、起算日を確実に立てるための実務を整理します。
-
2026年8月2日
訪問販売の契約書面は電子化できるのか — 改正特商法の要件を手順どおりに整理する2023年6月1日施行の改正特定商取引法で、訪問販売の契約書面を電子データで提供できるようになりました。消費者庁のガイドラインにあたって、承諾の取り方から到達確認まで、8つの手順を実装した立場から整理します。